燃費をよくする運転のコツ(エコドライブの基本)
ガソリン代、高くないですか?
車を運転していると、地味に効いてくるのが「燃料代」。
最近ではガソリン価格も高騰していて、ちょっとドライブするだけでもお財布が痛む…という方も多いのではないでしょうか。
でも、ちょっとしたコツを実践するだけで、燃費はぐんと良くなるんです。
それが、環境にもお財布にも優しい運転法、「エコドライブ」。
この記事では、誰でも今すぐできる「燃費をよくする運転のコツ」を、初心者にもわかりやすくご紹介します!
エコドライブとは?目的は「節約」だけじゃない
ガソリンのムダを減らして環境にもやさしい
エコドライブとは、燃料消費を抑えながら、安全に・なめらかに走る運転方法のこと。
省エネを意識することで、こんなメリットがあります。
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ガソリン代の節約
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CO₂排出量の削減
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タイヤやブレーキの寿命が長くなる
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同乗者も乗り心地が良く感じる
つまり、お金も環境もドライバーも全部にやさしい運転方法なんです。
燃費をよくする運転のコツ【実践編】
アクセル操作は「ゆっくり」が基本
アクセルをグッと強く踏み込むと、それだけで燃料を多く消費します。
発進時はふんわりアクセルを意識しましょう。
目安としては、発進から5秒で時速20kmくらいが理想的。これだけでも燃費に違いが出ます。
無駄なアイドリングは避ける
停車中にエンジンをかけっぱなしにするアイドリングは、ガソリンをムダに消費します。
信号待ちや踏切、ちょっとした駐車などで1分以上停止するならエンジンを切るのが効果的です。
最近の車には「アイドリングストップ機能」がついているものもありますが、自分でも意識して減らすことが大切です。
急発進・急加速・急ブレーキを控える
急加速は燃費の大敵。
また、急ブレーキも勢いよくアクセルを踏んだあとにありがちな行動です。結果として、ムダな燃料消費につながってしまいます。
一定速度でなめらかに走ることを意識するだけで、燃費は大幅に改善します。
エンジンブレーキを活用する
下り坂や信号の手前などで、すぐブレーキを踏んでいませんか?
そんなときは、アクセルを離して自然に減速する「エンジンブレーキ」を使いましょう。
アクセルを離すと燃料の供給がカットされる仕組みなので、無駄なガソリンを使わず減速できるんです。
タイヤの空気圧を定期的にチェック
見落とされがちですが、タイヤの空気圧が低いと、転がり抵抗が増えて燃費が悪化します。
月に1回はガソリンスタンドなどで空気圧チェックをしましょう。
空気圧は車のドア付近のシールや取扱説明書に記載された適正値に合わせるのが基本です。
日常の使い方でも燃費は変わる!
エアコンの使い方に注意する
エアコンは意外とエンジンに負担がかかる装備。冷房はもちろん、冬場の暖房でも燃費に影響します。
「風量MAX・温度低め」でフル稼働させるよりも、車内が冷えてきたら弱めに切り替えるなど、工夫することで燃費を節約できます。
荷物はできるだけ積みっぱなしにしない
車に重い荷物を載せっぱなしにしていると、その分エンジンに負荷がかかり、燃費が悪くなります。
使わないベビーカーや工具、レジャー用品などは、こまめに下ろすようにしましょう。
100kgの重りを載せ続けていると、燃費が5%以上悪化することもあるそうです。
不要なルートや渋滞を避ける
目的地までのルートを事前に確認し、なるべく信号の少ない道や渋滞しにくい道を選ぶのも立派なエコドライブのひとつ。
ナビの「エコルート」機能を活用したり、時間帯をずらして混雑を避けるなど、無駄な走行距離を減らす意識が大切です。
エコドライブの心がけは安全運転にもつながる
燃費を意識して運転するということは、急のつく操作を控え、先を見た行動をとること。
これはそのまま、事故を減らす運転にもつながります。
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余裕を持った発進
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早めのブレーキ
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スムーズな車線変更
これらはすべて、安全で快適な運転の基本でもあるんです。
まとめ:エコドライブは「お得」で「やさしい」運転
エコドライブは、燃費が良くなるだけでなく…
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お財布にやさしい
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地球環境にやさしい
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同乗者にやさしい
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自分の心にもやさしい
…というまさに一石四鳥の運転術です。
難しいテクニックは必要ありません。
「ふんわり操作」と「ムダを減らす意識」を少しずつ取り入れるだけで、きっと燃費も気分も変わってきます。
ぜひ、明日のドライブからエコドライブを始めてみませんか?