上池自動車学校

職員ブログ blog

  1. 上池自動車学校 ホーム
  2. >
  3. 職員ブログ
  4. >
  5. お役立ち情報
  6. >
  7. 悪天候時の運転で気をつけること(雨・雪・霧別の対策)

悪天候時の運転で気をつけること(雨・雪・霧別の対策)

天気が悪い日の運転、怖いと感じることはありませんか?

晴れた日にはスムーズに運転できていた道でも、雨や雪、霧が出ると一気に視界が悪くなり、ブレーキの効き方も変わってきます。とくに初心者の方は「急に滑ったらどうしよう」「前が見えにくい…」と不安になることも多いでしょう。

この記事では、悪天候別(雨・雪・霧)に気をつけたい運転のポイントと、それぞれに有効な対策を紹介します。

雨の日の運転で気をつけること

雨が降ると、道路は見た目以上に滑りやすくなります。特に降り始めの時間帯は、路面のホコリや油分が浮き出して、スリップの原因に。

対策のポイント

  • スピードは控えめに
     → 制動距離(止まるまでの距離)が晴天時より長くなるため、制限速度より少し落として走行しましょう。

  • 車間距離を広めに取る
     → 前方車両が急ブレーキをかけても対応できるよう、普段の倍くらいの距離感を意識すると安心です。

  • ワイパーとライトは早めにON
     → 視界の確保だけでなく、周囲の車や歩行者への存在アピールにもなります。

  • タイヤの溝と空気圧をチェック
     → 溝が減っていたり空気が足りていないと、ハイドロプレーニング現象(タイヤが水の上を滑る状態)を起こしやすくなります。

雪の日の運転で気をつけること

雪道の運転は、慣れていないとかなり神経を使います。特に積雪がある地域に不慣れな人は、事前の準備がとても大切です。

対策のポイント

  • スタッドレスタイヤまたはチェーンを装着
     → 夏用タイヤでは止まりません。雪予報が出たら早めの準備を。

  • 発進・加速・ブレーキはすべて「ゆっくり」
     → 急な動きは滑りの原因になります。発進時はアクセルをそっと、ブレーキも早めに軽く踏むように心がけましょう。

  • 登り坂では止まらない判断も必要
     → 雪道では再発進が難しくなるため、前の車との間隔を見て、途中で止まらずに登り切る工夫が大切です。

  • 下り坂は「エンジンブレーキ」を活用
     → シフトを低速(Lや2)にしてブレーキに頼りすぎないようにします。

  • 車間距離は3倍以上に
     → 雪道はとにかく止まりにくい。早め早めの判断がカギです。

霧が出ている日の運転で気をつけること

霧の日は視界が一気に悪化します。昼でも前が真っ白になることがあり、対向車や歩行者を見落としやすくなります。

対策のポイント

  • フォグランプやスモールライトを活用
     → ハイビームでは逆に視界が悪化することがあるため、フォグランプのほうが有効です。

  • 車間距離をしっかり確保
     → 霧で前の車が見えにくくなっても、無理に近づかないようにしましょう。

  • センターライン・路肩の白線を目印に
     → 視界が悪くても、自分の位置を確認しながら走れるよう、地面のラインをしっかり意識して運転します。

  • スピードの出しすぎに注意
     → 視界が悪いとスピード感覚が鈍ります。知らないうちに出しすぎていることもあるので、メーターをこまめに確認しましょう。

最後に:天候が悪いときこそ「無理しない運転」を

天候が悪い日は、いつも以上に気を使うもの。
ですが、基本的なことを守るだけで、事故のリスクは大きく減らせます。

「少し早く出発する」「無理に追い越さない」「わからないときは止まる」
そんな当たり前の積み重ねが、悪天候でも安全に目的地へ着くためのコツです。

運転に不安を感じたら、「今日は運転を控える」という選択肢があってもいいと思います。天気に合わせて柔軟に対応できるのも、安全運転の大切なスキルです。

PAGE TOP

入校に関するお問合わせ

お電話でのお問合わせ

0120-154-307
※タップするとそのままお電話いただけます。

  • 営業時間 平 日 9:00-21:00
    土日祝 9:00-19:00
  • 休校日 年末年始・GW
    2、3月の日曜日

フォームからのお問合わせ